窓の大きさ
先日、我が家の仕様を書いたのですが、断熱に詳しい方が見ると「G3の割には断熱材ちょっと薄くない?」と思われた方がいるかもしれません。
実は、私も、最初に断熱仕様を聞いた時には、Ua値0.35くらいかなとざっくり考えていました。
しかし、工務店のほうで正確に計算してもらったら、
0.26でぎりぎりですがG3に到達していました。
(ただし、窓がすべて日射遮蔽型で計算されているので、最終的にはG3に満たなくなるかも・・・)
自分なりに考えたのですが、まず、平屋なので、同じ床面積の2階建てと比べると、Ua値の計算上では、若干有利にはたらく(数字上は平屋が有利だが、実際の断熱性能は2階建てのほうがよい・・・と思う)。
そして、開口部の面積が若干少ないことが挙げられます。窓などの開口部は、当然ながら壁よりも断熱性が低いので、少なければ少ないほどUa値計算上は有利となります。
2階建てと比べると平屋は、どうしても開口部が取りづらくなるのではないかと思います(もちろん、家の形状等により異なりますが・・・・)
では、我が家の開口部はどうなる予定かというと、確かに、開口部は若干、少なめだと思います。ただし、やみくもに少なくしているわけではありません(一応、パッシブ的なことを工務店も考えてくれているようです)。
建築予定の土地は、一部、隣家の影がかかるものの、比較的、南からの日射取得が可能な土地になっています(ちなみに玄関は北側なので、南は窓が大きくできます)。
そのため、可能な限り、南の開口部を大きくとるように設計しています。ただ、ツーバイで、かつ、27坪という小さめの平屋なので、それでも限界があります。
具体的には、南側に関しては、幅250cmを超える大きめな掃き出し窓が一つ、幅160cmの一般的な掃き出し窓が一つ(2連窓)、同じく幅160cmの腰窓が一つ(2連窓)という感じで、ほぼ、限界まで窓を設けています(これ以上やるとすると腰窓を掃き出し窓に変えるくらいしかありません。当初は、この腰窓も掃き出し窓で検討していましたが、部屋の使い勝手悪くなるので、腰窓に変更しました)
一方、西側は、小さめのすべり出し窓が一つだけ、東側は、小さめのすべり出し窓が2つだけ、北側は、小さめのすべり出し窓が2つと大き目のすべり出し窓が1つという構成になています。
なので、南からの冬の日射取得は十分できるのではないかと考えています。
ただ、実際の住み心地がどうなるかは、正直、住んでみないとわかりませんね。当たり前ですけど・・・・住み心地のいい家になるといいなぁ。